Waves「Q-Clone」とは?特徴・使い方・おすすめの人

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用している場合があります。価格は確認日時点のもので、変動する場合があります。

Wavesの「Q-Clone」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。

Q-Capture “samples” a hardware EQ’s curve. Save it as a Q-Clone plugin preset, insert it in as many tracks as you like, and see the exact curve represented graphically.

—— Waves公式サイトより(原文)

目次

Q-Cloneはどんな製品?

Q-Clone は、手持ちのハードウェアEQのカーブを取り込み、プラグインとして何台でも使えるようにする、Wavesの製品です。Q-Capture と Q-Clone の2つのコンポーネントで構成されます。

ハードウェアのEQには、同じ機器を複数使えない、設定をプリセット保存できない、実際にかかっているカーブが見えない、という制約があります。公式は、Q-Capture/Q-Cloneの組み合わせがこの3つの制約に答えるものだと説明しています。

Q-Captureが機器のカーブを「サンプリング」し、それをQ-Cloneのプリセットとして保存します。保存したカーブは、好きなだけトラックに挿して、グラフ上で正確に確認できます。

異なるEQのカーブを混ぜて使ったり、ヴィンテージ機材のEQカーブを集めたプリセットを使ったりもできます。

ハードウェアEQを何トラックでも

1台しかないEQの特性を、CPUの許す限り多くのトラックに使えます。48トラックぶんのEQを順番に取り込む、という使い方も紹介されています。

プリセットとして保存

アナログEQの設定を、プラグインのプリセットとして保存できます。あとから呼び出して再調整もできます。

Addモード

1つのQ-Cloneに、複数のEQ設定を重ねていくAddモードがあります。直列に並んだEQを1つのプリセットとして保存する用途に使えます。

CaptureとHold

Captureモードは機器のカーブを毎秒数回受け取り続け、Holdモードは決めたカーブを固定します。クリック1つで切り替わります。

実際のカーブを表示

パネルの目盛りとは違うことの多い、実際にかかっているカーブをグラフで確認できます。

ヴィンテージEQのプリセット集

ヴィンテージのハードウェアEQを取り込んだ多数のプリセットが付属します。手持ちの機器がなくても使い始められます。

仮想ケーブルと倍精度処理

オーディオインターフェースがなくても使える仮想ケーブルが用意されています。また倍精度の処理に対応します。

仕様

項目内容
構成Q-Capture / Q-Clone
コンポーネントMono / Stereo
処理倍精度
対応OS(Mac)macOS 12〜15
対応OS(Windows)Windows 10以降
形式(Mac)VST / AU / AAX
形式(Windows)VST / AAX

入っているもの・動作環境

  • Q-Clone
  • Q-Capture
  • ヴィンテージEQのプリセット集
  • Mac: macOS 12 Monterey / 13 Ventura / 14 Sonoma / 15 Sequoia。VST・AU・AAX
  • Windows: Windows 10以降。VST・AAX

使い方

  1. Wavesのアカウントを作り、Plugin Boutiqueのシリアル番号を登録する。
  2. Waves Centralでログインし、Q-Cloneをインストールする。
  3. 手持ちのハードウェアEQをオーディオインターフェース経由でつなぐ(または仮想ケーブルを使う)。
  4. DAWでQ-Captureを立ち上げ、ハードウェアEQを通した信号の特性を取り込む。
  5. Q-CloneのCaptureとHoldを切り替えて、取り込んだカーブを固定する。
  6. 設定をプリセットとして保存する。
  7. 各トラックにQ-Cloneを挿し、保存したプリセットを呼び出す。
  8. 必要に応じてAddモードで別のEQの設定を重ねる。

手持ちのアウトボードEQを複数トラックで

1台のハードウェアEQの設定を取り込み、ほかのトラックにも同じ設定のカーブを使えるかもしれません。

ミックスのトータルリコール

保存したプリセットを使えば、ハードウェアでは難しい設定の呼び戻しやミックス中の再調整が楽になるかもしれません。

機材がなくてもヴィンテージEQのカーブを試す

付属のプリセットで、ヴィンテージのEQカーブをグラフで見ながら試す使い方が考えられます。

こんな人におすすめ

  • ハードウェアEQを持っていて、設定を保存・再現したい人
  • 1台の機材の特性を多くのトラックで使いたい人
  • ヴィンテージEQのカーブをグラフで見ながら使いたい人

使う前に知っておきたい点

  • 取り込みには実機のEQと、つなぐための環境が必要です。付属プリセットだけでも使い始められます。
  • Wavesのアカウントを作り、Plugin Boutiqueで届くシリアル番号を登録して、Waves Centralというアプリから入れる形です。
  • Wavesの製品は、買い切りのほかにサブスクリプションでも使えます(国内代理店のページではサブスク版も案内されています)。

似た製品との違い

どちらがよいかは決めず、公式ページの数字を並べています。

Waves Linear Phase EQ

Q-Clone は実機EQのカーブを取り込んで再現する製品で、Linear Phase EQ は5バンド+低域バンドを持つ位相ずれを避けるEQです。Linear Phase EQは各バンド±30dBです。

価格

$99(Plugin Boutique、2026-10-27確認)。地域やキャンペーンで変わることがあるため、購入前に公式ページで確かめてください。

Wavesの製品ページでQ-Cloneを見る

同じ種類の製品を探すときは

同じ種類の紹介記事です。

掲載している製品の一覧は 製品データベース:エフェクト にあります。

出典:pluginboutique.com minet.jp(2026-10-27確認)

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