WLM Plusの特徴と評価|ラウドネスメーター10製品と比べた強み・弱み

WLM Plusの特徴と評価|ラウドネスメーター10製品と比べた強み・弱み

Wavesのラウドネスメーター「WLM Plus」は、ITU・EBU・ATSCの規格に合わせたラウドネス(人が感じる音の大きさ)を測るWavesのメーターです。トゥルーピーク(書き出しや配信の変換で起きる音割れの目安)のリミッターとゲインのトリムも付いていて、測ったあとに音量を整えられます。

ラウドネスメーターは、曲の「聞こえる音量」を測る道具です。YouTubeやSpotifyなどの配信サービスの音量の目安に合っているかを確認するのに使います。

この記事では、ラウドネスメーター10製品と比べて、目的に対してどれだけ優れているかを3つの項目で評価しています。根拠はメーカー公式の情報です。

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用しています。価格・セールの情報は記事の確認日時点のもので、変動する場合があります。

Waves / ラウドネスメーター
WLM Plus
BランクB(S・A・B・Cの4段階で上から3番目)
点数 3.0/5点(比べた10製品の平均は3.6点)
→ 全体を見る
仕様の最終確認日
2026/09/25
配信向けの確認
放送規格に対応
測れる数値
LUFS・TP・LU
問題の見つけやすさ
なし
価格(店・確認日)
記載なし

ラウドネスメーターの役割の図
図:SoundBounty

目次

結論

WLM Plusは、ラウドネスメーター10製品の中でランクBです。ランクはS・A・B・Cの4段階で、Bは上から3番目にあたります。項目ごとの点数(5点満点)を平均すると3.0点です(目的にとって大事な1項目は、2倍の重みをつけた平均です)。

得意なこと

  • 測れる数値(4点):音量に関する数値を幅広く測れます。

注意したいこと

  • 問題の見つけやすさ(2点):音量を測ることが中心です。

こんな方にオススメ:ミックスや書き出しの音量を測って、規格に合わせて整えたい人。

WLM Plusの主な特徴

規格に合わせて測る

ラウドネスメーターは、曲の聞こえ方の大きさ(ラウドネス、単位はLUFS)などを測って、配信や放送の基準に合っているかを確かめる道具です。WLM Plusは、ITU・EBU・ATSCの規格に合うように測れると、メーカーは説明しています。

いろいろな読み値

瞬間・短時間・長時間のLUFS、トゥルーピーク、ダイナミックレンジの目安になるLUを表示します。5種類の瞬間値のスケール、5種類の重みづけ、ハイパス・ローパスのフィルターも選べます。

リミッターとトリム

トゥルーピークのリミッターとゲインのトリムが付いていて、測った結果に合わせて出力の音量を整えられます。結果を記録することもできます。

こんな場面で役立ちます

  • 書き出す前に、ラウドネスとトゥルーピークを確かめる
  • 規格に合わせて、出力のゲインを整える
  • 測った結果を記録して、曲ごとに比べる

項目ごとの評価

配信向けの確認:3点/5点

配信サービスごとの目安に合っているかを確認できるかを見ています。

ITU・EBU・ATSCの規格に合わせて測れます。

測れる数値:4点/5点

音量・音量の幅・音割れの危険(トゥルーピーク)など、いくつの数値を測れるかを見ています。

瞬間・短時間・長時間のLUFS、トゥルーピーク、ダイナミックレンジの目安になるLUを測れます。

問題の見つけやすさ:2点/5点

音量以外の問題(音のバランスなど)を見つけて教えてくれるかを見ています。

トゥルーピークのリミッターとゲインのトリムは付いています。

「問題の見つけやすさ」を重視するなら、EXPOSE 2(5点)が向いています。

12345配信向けの確認3点測れる数値4点問題の見つけやすさ2点
WLM Plus10製品の平均
配信向けの確認
3/5
見ている点配信サービスに合わせた確認ができるか
この製品放送規格に対応
測れる数値
4/5
見ている点ラウドネス・ラウドネスレンジ・トゥルーピーク・PLRやダイナミックレンジのうち、いくつ測れるか
この製品LUFS・TP・LU
問題の見つけやすさ
2/5
見ている点音量以外の分析と助言
この製品なし
点数の付け方(ラウドネスメーター)
項目使う数値5点4点3点2点1点
配信向けの確認配信サービスに合わせた確認ができるか配信サービスごとの目安に加えて、音量の自動調整や音声圧縮での聞こえ方を試聴できる配信サービスごとの目安(プリセット)がある放送規格などの基準プリセットがある数値を測るだけ—
測れる数値ラウドネス・ラウドネスレンジ・トゥルーピーク・PLRやダイナミックレンジのうち、いくつ測れるか4つすべて3つ2つ1つ—
問題の見つけやすさ音量以外の分析と助言3種類以上の分析に加えて、直し方の助言が出る3種類以上(音の広がり・周波数の分布・ダイナミクスなど)1〜2種類音量以外の分析はない—

歌ってみたや自作曲を、配信サービスに合った音量で出せるように確認するという目的に対して、どれだけ優れているかを項目ごとに1〜5点で決めています。点は上の表の条件に当てはめて付け、ランクを出す平均では「配信向けの確認」を2倍の重さで数えています。根拠はメーカー公式の情報で、公式ページで確認できなかった機能は「ない」として扱っています。測定の正確さは実際に試していないため点数には含めません。価格は点数に含めません。メーカーや販売店の説明で確認できない機能は、ないものとして点数を付けています。 表の「OBS(配信)」は、配信ソフトOBS Studioで使えるVST2形式が公式ページに書かれているか(○)です。OBSはVST3形式に対応していません。点数には含めていません。

WLM Plusの対応環境と始め方

対応OSWindows 10以降/Mac(Monterey 12〜Sequoia 15)
プラグインの形式VST・AAX・AU(Windowsは VST・AAX)
OBS(配信)未確認

メーカー公式ページで2026年10月17日に確認しました。配信ソフトOBSでの使い方は「OBSでVST3プラグインを使うには?」で解説しています。

ほかのラウドネスメーターとの比較

見出しを押すと並べ替えできます。スマホでは表を横にスクロールできます。

製品ランク平均点配信向けの確認測れる数値問題の見つけやすさ無料OBS(配信)価格(店・確認日)
YouleanYoulean Loudness MeterA 4.0配信向けプリセット4つすべてダイナミクス無料○$39(セール中、通常$49) [公式・10月26日確認]
iZotopeInsight 2A 3.8配信の目安LUFS・LRA広がり・スペクトル・明瞭度—○¥34,680 [PB・10月26日確認]
NUGEN AudioMasterCheckA 4.0自動調整と圧縮を試聴LUFS・TP・PLR音量が中心—×(VST3のみ)$249 [公式・10月26日確認]
MeldaProductionMLoudnessAnalyzerC 2.3測るだけLUFS・LRAなし無料○記載なし
Mastering The MixLEVELSS 4.3配信向けプリセット4つすべて広がり・低音・ダイナミクス—×(VST3のみ)¥11,670 [PB・10月26日確認]
Mastering The MixEXPOSE 2S 4.5出す先を選べる4つすべて分析+直し方の助言—×(単体アプリのみ)¥11,670 [PB・10月26日確認]
WavesWLM PlusB 3.0放送規格に対応LUFS・TP・LUなし—未確認記載なし
MeterPlugsLoudness Penalty 2A 4.0自動調整を試聴LUFS・TP・LRAなし—未確認$49 [公式・10月26日確認]
Signum AudioBUTE Loudness Analyser 2B 3.3配信サービスのプリセットLUFS・TPなし—未確認約$92.27 [公式・10月26日確認]
NUGEN AudioVisLMB 2.8放送規格に対応LUFS・TPなし—未確認$499 [公式・10月26日確認]

機能は2026年9月25日に各メーカーの公式サイトで確認。価格は購入ボタンの先の販売ページで確認してください。

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