Audio-TechnicaのAT2020USB-Xは、単一指向性(マイクがどの向きの音を拾うか)のコンデンサー型USBマイクです。
USBマイクは、パソコンにUSBで直接つなげるマイクです。オーディオインターフェースがなくても、配信や録音を始められます。
この記事では、メーカーが公表しているスペックだけで4つの項目を採点し、国内で買えるほかのUSBマイク11機種と比べたランクを出しています。
※本記事はアフィリエイトプログラムを利用しています。価格は購入ボタンの先の販売ページで確認してください。
結論
AT2020USB-Xは、USBマイク11機種の中でランクBです。ランクはS・A・B・Cの4段階で、Bは上から3番目にあたります。項目ごとの点数(5点満点)を平均すると2.8点です。
得意なこと
- 録音の細かさ(96kHz・4点):高いサンプリング周波数で、細かく録れます。
- 手元の操作(4つ・5点):ミュートや音量を、マイクの手元で操作できます。
注意したいこと
- 指向性の切り替え(1つ・1点):音を拾う向きは1種類です。
- つなぎ方の広さ(なし・1点):つなぎ方はUSBの1通りです。
こんな方にオススメ:スペックから見ると、高いサンプリング周波数で細かく録りたい人、ミュートや音量をマイクの手元で操作したい人に向いています。
AT2020USB-Xの主な特徴
AT2020ゆずりの音のUSBコンデンサーマイク
定番のコンデンサーマイク AT2020 シリーズの音質を受け継ぎ、USB-Cでパソコンに直接つなげるマイクです。最大24bit/96kHzで録音できます。動画配信、ゲーム実況、宅録、ナレーションなどに向けて作られています。
手元で操作できるつまみ
遅れなく自分の声を聞けるヘッドホン端子と、その音量つまみがあります。さらに、マイクの声とパソコンの音(BGMやゲーム音)のバランスを変えるミキサー調整ダイヤルも付いています。
触るだけのミュート
本体に触れるだけでマイクの音を消せるタッチ式のミュートがあり、状態は光の色(録音中は青、ミュート中は赤)でわかります。公式ページでは「すばやく、かつ静かに」ミュートできると説明されています。デスクスタンドが付属します。
公式動画:オーディオテクニカ公式YouTubeチャンネル「USBマイクロホン【AT2020USB-X】Feature Overview オーディオテクニカ」 YouTubeで見る
こんな場面で役立ちます
- オーディオインターフェースなしで、歌ってみたやナレーションを始めたいとき
- ゲーム実況で、ゲーム音と自分の声のバランスを手元で調整したいとき
- 配信中に、せきやくしゃみの間だけ素早くミュートしたいとき
項目ごとの評価
録音の細かさ:4点/5点
どれだけ細かく音を記録できるか(サンプリング周波数)を見ています。
AT2020USB-Xは「96kHz」で、比べた機種の中で評価が高いほうです。高いサンプリング周波数で、細かく録れます。
指向性の切り替え:1点/5点
音を拾う向き(指向性)を何種類から選べるかを見ています。
AT2020USB-Xは「1つ」で、比べた機種の中では評価が控えめです。音を拾う向きは1種類です。
手元の操作:5点/5点
ミュートや音量のつまみ、ヘッドホン端子など、手元でできる操作の多さを見ています。
AT2020USB-Xは「4つ」で、比べた機種の中で評価が高いほうです。ミュートや音量を、マイクの手元で操作できます。
つなぎ方の広さ:1点/5点
XLRでのつなぎ方や、スマホでも使えるかなど、つなぎ方の広さを見ています。
AT2020USB-Xは「なし」で、比べた機種の中では評価が控えめです。つなぎ方はUSBの1通りです。
下の図の灰色の印(五角形では点線)は、比較した11機種の平均です。価格は点数に含めていません。
点数の付け方(USBマイク)
| 項目 | 使う数値 | 5点 | 4点 | 3点 | 2点 | 1点 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 録音の細かさ | 最大サンプリング周波数 kHz | 192kHz | 96kHz | 48kHz | 44.1kHz | それ未満 |
| 指向性の切り替え | 指向性の数 | 4つ以上 | 3つ | 2つ | — | 1つ(切り替えなし) |
| 手元の操作 | 5つのうちいくつあるか | 4〜5つ | 3つ | 2つ | 1つ | なし |
| つなぎ方の広さ | 2つのうちいくつあるか | 2つ | — | 1つ | — | なし |
メーカー公表の仕様だけで採点します。価格と付属品は点数に含めません。USBマイクは、普通のマイクの感度や自己ノイズを公表しないことが多いため、パソコンに直接つないで使うときに違いが出る「録音の細かさ」「指向性の切り替え」「手元の操作」「つなぎ方の広さ」で比べています。スマホ対応は、メーカーがiOS・Androidへの対応を明記しているものだけを数えています。重さは表に参考として載せています。
AT2020USB-Xの対応環境と始め方
| つなぎ方 | USB-C(パソコンへ直接) |
|---|---|
| 電源 | USBの電源(5V)で動きます |
| 付属品 | スタンド AT8702、変換ネジ、USBケーブル(約2m、Type-C-Type-A)、USB変換アダプター |
| そのほか | 振動を抑えるショックマウント AT8455 は別売り |
メーカー公式ページで2026年9月27日に確認しました。
ほかのUSBマイクとのスペック比較
見出しを押すと並べ替えできます。スマホでは表を横にスクロールできます。
| 製品 | ランク平均点 | 方式 | 指向性 | 録音 | 接続 | ミュート | ヘッドホン端子 | 重さg | 価格(店・確認日) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Audio-TechnicaAT2020USB-X | B 2.8 | コンデンサー | 単一指向性 | 24bit/96kHz | USB | ● | ● | 373 | ¥16,980 [楽天・10月20日確認] |
| Audio-TechnicaAT2040USB | B 2.8 | ダイナミック | ハイパーカーディオイド | 24bit/96kHz | USB | ● | ● | 600 | ¥17,600 [楽天・10月19日確認] |
| Audio-TechnicaATR2100x-USB | B 3.3 | ダイナミック | 単一指向性 | 24bit/192kHz | USB・XLR | ● | ● | 268 | ¥10,790 [楽天・10月19日確認] |
| RODEPodMic USB | B 3.0 | ダイナミック | カーディオイド | 24bit/48kHz | USB・XLR | — | ● | 900 | ¥39,600 [楽天・10月19日確認] |
| RODENT-USB+ | B 2.8 | コンデンサー | カーディオイド | 24bit/48kHz | USB | — | ● | 非公表 | ¥31,680 [楽天・10月19日確認] |
| Logicool GBlue Yeti | B 3.3 | コンデンサー | 単一・双・無指向性・ステレオ | 16bit/48kHz | USB | ● | ● | 880 | ¥22,500 [楽天・10月19日確認] |
| ShureMV7+ | B 3.3 | ダイナミック | カーディオイド | 24bit/48kHz | USB・XLR | ● | ● | 574 | ¥46,957 [楽天・10月19日確認] |
| ShureMV7 | A 3.5 | ダイナミック | カーディオイド | 24bit/48kHz | USB・XLR | ● | ● | 550 | 非公表 |
| SamsonQ2U | B 2.8 | ダイナミック | カーディオイド | 16bit/48kHz | USB・XLR | ● | ● | 320 | ¥20,264 [楽天・10月19日確認] |
| SamsonQ9U | B 2.8 | ダイナミック | カーディオイド | 24bit/96kHz | USB・XLR | ● | ● | 970 | ¥41,172 [楽天・10月19日確認] |
| RODENT-USB Mini | C 2.5 | コンデンサー | カーディオイド | 24bit/48kHz | USB | — | ● | 非公表 | ¥19,456 [楽天・10月19日確認] |
仕様はメーカー公表値(公式ページ・仕様書)。RODE NT-USB+は公式ページに重さの記載がありません。Blue Yetiの重さはマイク本体(スタンド除く)です。2026年10月19日確認。
買う前に確認したいこと
- USBでパソコンに直接つなげます。 オーディオインターフェースがなくても録音を始められます。XLRではつなげないので、あとでオーディオインターフェースを使う予定があるなら、XLRにも対応した機種も比べてください。
- 録音は最大24bit/96kHzです。 ふつうの配信や歌の録音なら48kHzで十分です。数字が大きいほど細かく記録できますが、ファイルは大きくなります。
- 手元でできる操作:ミュート・ヘッドホン端子・ヘッドホン音量・ミックス調整。 ここにない操作(ゲインなど)は、パソコンのソフトで調整します。


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