MNTRA「QUASAR-106」とは?特徴・使い方・おすすめの人

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用している場合があります。価格は確認日時点のもので、変動する場合があります。

MNTRAの「QUASAR-106」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。

A Juno-inspired filter, chorus, and drive plugin for adding motion, width, and analog color to any source.

—— MNTRA公式サイトより(原文)

目次

QUASAR-106はどんな製品?

QUASAR-106 は、MNTRA が出している、Roland Juno-106 のフィルター、ドライブ、BBDコーラスの信号経路にヒントを得たエフェクト・プラグインです。シンセ本体を必要とせず、すでにある音源に通して、動き、幅、アナログ的な色づけを足す使い方を想定しています。

フィルターは、Juno風の24dB/oct・4ポールに加え、元のハードにはなかった12dB/oct・2ポールのモードも備えます。コーラスは3つのモード(Mode I:ゆっくり深い、Mode II:速く細かい、I+II:両方)があり、ステレオ幅は最大で2.5倍まで広がります。

MNTRA の「Anima Circuits」という技術で、抵抗やコンデンサー、トランジスターといった部品レベルの動きをモデリングしていると説明されています。レゾナンスを上げて自己発振させても、デジタル的なきつさを抑えることを狙っています。

主な操作画面は「Perform View」で、虹彩のようなリング(カットオフとレゾナンス)と、背景のフィールド(コーラスの深さと幅)、中央の円(フィルターの傾斜の切り替え)で演奏するように操作します。細かく詰めたいときは、CUT、RES、DRV、VINT、FILT、CHO を出すAdvancedパネルがあります。

24dB と 12dB のフィルター

Juno風の4ポールの輪郭と、より滑らかな2ポールのモードを切り替えられます。スイープに鋭さが欲しいときと、やわらかさが欲しいときで、別のプラグインに替えずに使い分けられます。

3つのBBDコーラス・モード

Mode I はゆっくり深く、Mode II は速く細かく、I+II は両方を重ねます。ステレオ幅は最大2.5倍まで広がるため、パッドやコードに幅を足したいときに試せます。

ビンテージ風のドライブ

フィルターの手前で効く飽和(サチュレーション)です。控えめな温かさから強い倍音まで調整でき、クリーンな音に厚みや縁を足したいときに使えます。

Vintage つまみ

1つのつまみで、コーラスのゆらぎ、高域の丸まり、ノイズフロア、レゾナンスのうねりをまとめて変えます。ゼロならクリーンで現代的、上げると年季の入った回路の雰囲気に近づきます。

Perform View と Advanced パネル

虹彩のリングとフィールドで、カットオフ、レゾナンス、コーラスの深さと幅を同時に動かせます。すべてのパラメーターはDAWのオートメーションに対応します。

OSC セーフモード

高いレゾナンスでの自己発振は音楽的な反面、ライブでは音量が急に上がる心配があります。Safe Mode はそれを抑える設定で、公式はステージでの使用も想定しています。

仕様

項目内容
メーカーMNTRA
種類フィルター/コーラス/ドライブ・エフェクト
フィルター24dB/oct 4ポール、12dB/oct 2ポール
コーラスBBD 3モード(I、II、I+II)、ステレオ幅は最大2.5倍
形式VST3・AU・AAX(macOS・Windows)
WindowsWindows 10以降
MacApple Silicon のみ(M1以降)。Intel Mac は非対応と Plugin Boutique で案内
ディスク/メモリ空き容量250MB以上、RAM 8GB以上を推奨
認証MNTRA アカウントで認証(iLok/ドングル不要)、初回はネット接続が必要、30日間のオフライン猶予

入っているもの・動作環境

  • QUASAR-106 本体(VST3・AU・AAX)
  • Perform View と Advanced パネル
  • マニュアル(PDF)がメーカーページで案内
  • デモ版がメーカーページで案内(定期的に音が途切れる仕様)
  • MNTRA の FX Bundle にも含まれると案内

使い方

  1. MNTRA のページまたは Plugin Boutique で購入し、MNTRA アカウントでサインインして認証します。
  2. DAWで音源や素材のトラックにインサートします。
  3. まず12dBと24dBのどちらかをPerform Viewの中央の円で選びます。
  4. 虹彩のリングを動かして、カットオフとレゾナンスを探ります。
  5. 背景のフィールドでコーラスの深さと幅を決め、モード(I、II、I+II)を選びます。
  6. Vintage つまみとドライブで、色づけの量を調整します。
  7. 細部はAdvancedパネルで詰め、ライブで使う場合は OSC Safe Mode を確認します。

ソフトシンセやパッドを広げる

コーラスのモードとステレオ幅を使って、パッドやコードの音を広げる使い方が考えられます。

ドラムバスやベースに色を足す

ドライブとフィルターを組み合わせ、808やベースにアナログ的な縁を足す方向を試せるかもしれません。

ドロップ前のスイープ

虹彩のリングを動かしてカットオフを自動で動かす使い方で、曲の展開に合わせたフィルター・スイープを作れる可能性があります。

ボーカルバスや2ミックス

Vintage つまみを少し上げると、整いすぎた音に古い機材のような揺れを足せるかもしれません。

こんな人におすすめ

  • Juno 系のコーラスやフィルターの雰囲気を、手持ちの音源に足したい人
  • 画面を見て演奏するようにフィルターやコーラスを操作したい人
  • アナログ機材風の揺らぎを、素材に簡単に足したい人
  • MNTRA の FLTRS など他の製品とあわせて使いたい人

使う前に知っておきたい点

  • シンセではなく、既存の音を加工するエフェクトです。
  • Mac は Apple Silicon のみ対応と Plugin Boutique に記載があります。メーカーの FAQ では Intel Mac も含む表記があり、公式の最新情報の確認をおすすめします。
  • MNTRA アカウントで認証します。初回はネット接続が必要で、その後は30日間オフラインで使えます。
  • デモ版は定期的に音が途切れます。

似た製品との違い

どちらがよいかは決めず、公式ページの数字を並べています。

FLTRS

同じ MNTRA の Anima Circuits エンジンを使う製品です。QUASAR-106 は Juno 風のフィルター、コーラス、ドライブに絞った1製品で、FLTRS は37種類のフィルター回路を収めたシステムと案内されています。

価格

$49(MNTRA公式サイト、2026-10-27確認)。地域やキャンペーンで変わることがあるため、購入前に公式ページで確かめてください。

MNTRAの製品ページでQUASAR-106を見る

同じ種類の製品を探すときは

同じ種類の紹介記事です。

掲載している製品の一覧は 製品データベース:エフェクト にあります。

出典:shop.mntra.io pluginboutique.com(2026-10-27確認)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次