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AudioThingの「Things – Fold」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。
Things – Fold is a versatile wavefolder plugin designed for both subtle and extreme dynamic saturation.
—— AudioThing公式サイトより(原文)
Things – Foldはどんな製品?
Things – Fold は、AudioThing のウェーブフォルダー(波形を折り返す歪み)のプラグインです。控えめな倍音づけから、極端でざらついた歪みまで、幅広く使えると案内されています。伝説的なモジュラー機材 Serge の Wave Multiplier に着想を得たと説明されています。
ウェーブフォールディングは、波形をつぶす(クリップする)代わりに、折り返して山と谷を増やす歪みのかけ方です。基本の波形に複雑な倍音を足すのに向くとされ、設定しだいで薄いサチュレーションにも、攻撃的な歪みにもなります。
Fold はこれに、エンベロープフォロワー、ローパスとハイパスのフィルター、フィードバックを組み合わせています。入力の大きさに応じて折り返しが動くので、ダイナミックな歪みを作れます。プリセットとランダマイザー、画面サイズの変更、明るさとコントラストの調整も備えます。
Mac、Windows、Linux向けで、VST2・VST3・AU・AAX・CLAP(64bitのみ)に対応します。iPhone/iPad向けにも AUv3 とスタンドアロンが用意されています。デモ版は、45秒ごとに3秒の無音が入るなどの制限つきで試せます。
ダイナミック・ウェーブフォルダー
入力の大きさに合わせて折り返しが変わります。弾き方や音量の強弱が、そのまま歪みの質感に出るので、シンセやベースに動きを足したいときに試せるかもしれません。
エンベロープフォロワー
入力の包絡線を追いかけて、折り返しの量を動かします。ダイナミクスの小さな音は穏やかに、大きな音は強めに折り返す、といった動きが得られます。
ハイパス/ローパスのフィルター
歪みの前後で帯域を整えられます。低域を残して高域を折り返す、といった使い方で、歪みの濁りを調整できるかもしれません。
フィードバック
出力を入力側に戻す量を調整できます。フィードバックを増やすと、倍音が複雑に積み重なって、荒々しい音に変わっていくと考えられます。
プリセットとランダマイザー
プリセットの仕組みとランダマイザーがあり、手がかりが欲しいときに試せます。出てきた音を元に調整を進めるのも一つの手です。
リサイズと明るさ・コントラスト
画面サイズを変えられ、明るさとコントラストも調整できます。画面が小さいノートPCでも見やすくできます。
仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 種類 | ウェーブフォルダー(ダイナミック・サチュレーション) |
| 対応形式 | Windows: VST2 / VST3 / AAX / CLAP、macOS: VST2 / VST3 / AU / AAX / CLAP、Linux: VST2 / VST3 / CLAP(すべて64bit) |
| 対応OS | Windows 7〜11、macOS 10.13〜macOS 26(Universal 2)、Ubuntu 20.04以降 |
| 動作環境 | 2GHz CPU、4GB RAM |
| iOS | AUv3 / スタンドアロン(App Store) |
| デモ | 45秒ごとに3秒の無音、保存不可 |
入っているもの・動作環境
- Things – Fold プラグイン本体
- プリセット
- マニュアル(PDF、公式サイトで配布)
- デモ版(Mac・Windows・Linux)
使い方
- デモ版を公式サイトからダウンロードして試すか、購入してインストーラーを入手します。
- インストールして、DAWで認識されるのを確認します。
- シンセ、ベース、ドラムなどのトラックに Fold を挿します。
- プリセットを開き、近い雰囲気のものから始めます。
- 折り返しの量を動かして、倍音の増え方を聴きます。
- エンベロープフォロワーの量を上げ、演奏の強弱が歪みに反映されるか確かめます。
- ハイパスとローパスで、歪みの帯域を整えます。
- 必要に応じてフィードバックを加え、荒さを調整します。
シンセやベースに倍音を足す
基本の波形に複雑な倍音を足したいときに、軽く折り返すところから試せるかもしれません。
ドラムのアクセントづけ
エンベロープフォロワーで、強く叩いた音ほど歪みが増える使い方が考えられます。
効果音・サウンドデザイン
フィードバックを使って、荒れた質感の効果音を作る場面に向くかもしれません。
こんな人におすすめ
- サチュレーションより変わった歪みを試したい人
- モジュラーシンセ風の音づくりに関心がある人
- まずデモで試してから決めたい人
使う前に知っておきたい点
- デモ版は45秒ごとに3秒間無音になり、保存もできません。
- iOS版は別販売です(App Store)。
- 公式サイトのOS表記は macOS 26 まで、Plugin Boutique の表記は macOS 14 までです。
- 公式サイトでは価格がJavaScriptで表示されるため、ここでは Plugin Boutique の通常価格を記載しています。
似た製品との違い
どちらがよいかは決めず、公式ページの数字を並べています。
UJAM UFX DISTORT
Fold は波形を折り返すウェーブフォルダー1本で、エンベロープフォロワーとフィードバックを組み合わせます。UFX DISTORT は20種類の歪みモード(Foldback モードを含む)と24種類のスピーカーエミュレーション、フィルターとフィニッシャーを持ちます。
価格
$19(Plugin Boutique、2026-10-27確認)。地域やキャンペーンで変わることがあるため、購入前に公式ページで確かめてください。
AudioThingの製品ページでThings – Foldを見る
同じ種類の製品を探すときは
同じ種類の紹介記事です。
- AudioThing Dials
- AudioThing Valves
- AudioThing Things – Voice
- AudioThing Things – Bubbles
- AudioThing Things – Texture
- AudioThing Things – Flip EQ
掲載している製品の一覧は 製品データベース:エフェクト にあります。
出典:audiothing.net pluginboutique.com(2026-10-27確認)

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