bx_masterdeskの特徴と評価|マスタリングソフト8製品と比べた強み・弱み

bx_masterdeskの特徴と評価|マスタリングソフト8製品と比べた強み・弱み

Brainworx(Plugin Alliance)のマスタリングソフト「bx_masterdesk」は、高級なアナログのマスタリング機材をモデリングした処理を、ひとつにまとめたプラグインです。少ないつまみとプリセット(あらかじめ用意された設定)で、短時間でマスターを作ることを目指して作られています。

マスタリングソフトは、完成したミックスを、配信やCDに出せる音量と音のバランスに仕上げる道具です。

この記事では、マスタリングソフト8製品と比べて、目的に対してどれだけ優れているかを3つの項目で評価しています。根拠はメーカー公式の情報です。

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用しています。価格・セールの情報は記事の確認日時点のもので、変動する場合があります。

Brainworx(Plugin Alliance) / マスタリングソフト
bx_masterdesk
CランクC(S・A・B・Cの4段階でいちばん下)
点数 1.5/5点(比べた8製品の平均は2.9点)
→ 全体を見る
仕様の最終確認日
2026/09/25
AIでの仕上げ
AIなし
細かい調整
少ないつまみ+プリセット
配信前の確認
確認の機能は少なめ
価格(店・確認日)
記載なし

マスタリングでやることの図
図:SoundBounty

目次

結論

bx_masterdeskは、マスタリングソフト8製品の中でランクCです。ランクはS・A・B・Cの4段階で、Cはいちばん下にあたります。項目ごとの点数(5点満点)を平均すると1.5点です(目的にとって大事な1項目は、2倍の重みをつけた平均です)。

注意したいこと

  • AIでの仕上げ(1点):AIでの仕上げは限られていて、自分で設定する部分が多いです。
  • 細かい調整(2点):細かく作り込むための機能は少なめです。
  • 配信前の確認(1点):書き出し前のチェック機能は少なめです。

こんな方にオススメ:AIではなく、プリセットと少ないつまみで、アナログらしい音に仕上げたい人。

bx_masterdeskの主な特徴

アナログのマスタリング機材を1つに

マスタリングソフトは、完成した曲の音量や音のバランスを整えて、配信やCDに出せる形に仕上げる道具です。bx_masterdeskは、一流のマスタリング機材のモデルを並べたチェーンを、ひとつのプラグインにまとめたものと、メーカーは説明しています。

3ステップの操作

「Volume」で処理にかける強さを決め、「Foundation」などで音の土台を整える、という3ステップで進める作りです。数多くのプリセットがあり、切り替えながら近い音を探せます。

Mid/Sideの機能

Mid/Side(中央と左右を分けて処理する方法)の機能が新しく加わったと、メーカーは説明しています。

公式動画:Plugin Alliance公式YouTubeチャンネル「Brainworx – bx_masterdesk Classic – Trailer | Plugin Alliance」(英語) YouTubeで見る

こんな場面で役立ちます

  • プリセットを切り替えて、仕上げの方向を素早く探す
  • Volumeを動かしながら、音量感とダイナミクスのバランスを見る
  • アナログらしい音の土台をFoundationで整える

項目ごとの評価

AIでの仕上げ:1点/5点

知識がなくても、AIが曲を聞いて整った音に仕上げてくれるかを見ています。

プリセットを切り替えて仕上げます。

「AIでの仕上げ」を重視するなら、Ozone 12 Advanced、Ozone 12 Standard(5点)が向いています。

細かい調整:2点/5点

AIが作った結果を、自分で細かく作り込めるかを見ています。

Volume・Foundationなどの少ないつまみ(3ステップ)で調整します。Mid/Sideの機能もあります。

「細かい調整」を重視するなら、Ozone 12 Advanced、T-RackS 6 MAX(5点)が向いています。

配信前の確認:1点/5点

配信や書き出しの前に、音量や音質をチェックする機能があるかを見ています。

書き出し前のチェック機能は少なめです。

「配信前の確認」を重視するなら、Ozone 12 Advanced(5点)が向いています。

12345AIでの仕上げ1点細かい調整2点配信前の確認1点
bx_masterdesk8製品の平均
AIでの仕上げ
1/5
見ている点知識がなくても整った音にできるか
この製品AIなし
細かい調整
2/5
見ている点AIの結果を自分で作り込めるか
この製品少ないつまみ+プリセット
配信前の確認
1/5
見ている点配信・書き出し前のチェック機能
この製品確認の機能は少なめ
点数の付け方(マスタリングソフト)
項目使う数値5点4点3点2点1点
AIでの仕上げ知識がなくても整った音にできるか自動の仕上げに加え、参照曲との比較とボーカルのバランス調整がある自動の仕上げと、参照曲との比較かボーカルのバランス調整のどちらか自動の仕上げのみ——
細かい調整AIの結果を自分で作り込めるか15以上の処理モジュールをすべて直接操作でき、個別のプラグインとしても使える10以上の処理モジュールを直接操作できるいくつかの処理を直接操作できるアシスタントの結果を少ないつまみで調整するだけ—
配信前の確認配信・書き出し前のチェック機能配信用に圧縮した音の試聴・ディザー・処理の差分試聴がそろうディザーと差分試聴どちらか1つ—公式ページに記載がない

歌ってみたや自作曲を配信向けに仕上げるという目的に対して、どれだけ優れているかを項目ごとに1〜5点で決めています。点は上の表の条件に当てはめて付け、ランクを出す平均では「細かい調整」を2倍の重さで数えています。根拠はメーカー公式の情報です。音質やCPU負荷は実際に測っていないため点数には含めず、専門誌のレビューを記事の中で参考として紹介しています。価格は点数に含めません。iZotope Ozone 12の3つのエディションに加え、IK Multimedia・LANDR・Brainworx・Slate Digital・Steinbergの製品を比べています。メーカーや販売店の説明で確認できない機能は、ないものとして点数を付けています。 表の「OBS(配信)」は、配信ソフトOBS Studioで使えるVST2形式が公式ページに書かれているか(○)です。OBSはVST3形式に対応していません。点数には含めていません。

bx_masterdeskの対応環境と始め方

対応OS公式ページで確認できませんでした
プラグインの形式公式ページで確認できませんでした
そのほかPlugin Allianceの公式ページには「無料アカウントに含まれる」という表示があります(最新の提供条件は公式サイトで確認が必要)
OBS(配信)未確認

メーカー公式ページで2026年10月17日に確認しました。配信ソフトOBSでの使い方は「OBSでVST3プラグインを使うには?」で解説しています。

ほかのマスタリングソフトとの比較

見出しを押すと並べ替えできます。スマホでは表を横にスクロールできます。

製品ランク平均点AIでの仕上げ細かい調整配信前の確認OBS(配信)価格(店・確認日)
iZotopeOzone 12 ElementsC 2.3アシスタントつまみのみ確認の機能は少なめ×(VST3のみ)¥9,580 [PB・10月26日確認]
iZotopeOzone 12 StandardS 4.3参照曲も比較14モジュールディザー+差分×(VST3のみ)¥38,170 [PB・10月26日確認]
iZotopeOzone 12 AdvancedS 5.0参照曲も比較20モジュール+個別コーデック試聴まで×(VST3のみ)¥86,970 [PB・10月26日確認]
IK MultimediaT-RackS 6 MAXA 3.8参照曲に合わせて自動63モジュール・個別プラグイン確認の機能は少なめ×(VST3のみ)¥52,290 [PB・10月26日確認]
LANDRLANDR Mastering PluginC 2.5AI解析で自動EQ・ダイナミクスなどメーターのみ未確認記載なし
Brainworx(Plugin Alliance)bx_masterdeskC 1.5AIなし少ないつまみ+プリセット確認の機能は少なめ未確認記載なし
SteinbergWaveLab Pro 13C 2.0AIの記載なしプラグイン+オフライン処理音量の測定が中心未確認記載なし
SteinbergWaveLab Elements 13C 2.0AIの記載なしプラグイン+MasterRig 2音量の測定が中心未確認記載なし

機能は2026年9月25日に各メーカーの公式サイトで確認。価格は購入ボタンの先の販売ページで確認してください。

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