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EVE Audioの「TS107」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。
Extend the low-end of your monitoring system
—— EVE Audio公式サイトより(原文)
TS107はどんな製品?
TS107は、EVE Audioのサブウーファー「ThunderStorm」シリーズの中でも小型のモデルです。公式の分類は7インチのアクティブ・サブウーファーですが、仕様欄のウーファー径は6.5インチと書かれています。
100WのPWMアンプが専用の6.5インチウーファーを駆動し、周波数特性は36Hz〜300Hz、最大音圧は102dB(1m)です。バスレフのポートを使わず、パッシブラジエーター(受動振動板)方式なので、ポート由来のノイズが出にくいと公式は説明しています。
背面にはXLRのバランス入出力(ステレオ入出力、LFE入力、LFE/サブ出力)が並び、SC203用のアンバランス入力もあります。サテライト用のフィルター(フルレンジ/80Hz)、位相切り替え(0°/180°)、60〜140Hzで可変するサブウーファー用フィルターを備えます。
DSPはサブウーファーの低域だけに作用し、サテライトスピーカーへの信号は純アナログのまま通すとされています。リモコンが付属し、サブウーファーだけでなくシステム全体のボリュームも手元で調整できます。
パッシブラジエーター方式
バスレフのポートを使わず、受動振動板で低域を補います。公式は、空気の乱れによるノイズやポート共振を避けられ、小さな筐体でも低い周波数に合わせやすいと説明しています。
6.5インチ専用ウーファーとPWMアンプ
100WのPWMアンプが専用の6.5インチウーファーを駆動します。周波数特性は36Hz〜300Hzで、メインのモニターが出しにくい低域を補う使い方になるかもしれません。
ステレオ入出力とLFE入力
XLRのバランス入出力(ステレオ入出力、LFE入力、LFE/サブ出力)を備えます。ステレオ制作でも、LFEを使うサラウンド制作でも接続できます。
可変クロスオーバーと位相切り替え
サブウーファー用フィルターは60〜140Hzで可変、位相は0°/180°を切り替えられます。メインのモニターとのつながりを部屋で追い込みたいときに使えるかもしれません。
サテライトは純アナログ
DSPが処理するのは低域のドライバーだけで、サテライトへの信号経路にA/D・D/A変換は入りません。ピュア・サテライト機能を使うと、サブウーファーとDSPのフィルター部をバイパスできます。
リモコンとSMART-knob
リモコンでサブウーファーとシステム全体の音量を操作できます。SMART-knobでフィルターやボリュームを調整・保存でき、設定をロックする機能もあります。
仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出力 | 100W |
| 周波数特性(-3dB、1m) | 36Hz〜300Hz |
| 最大音圧 | 102dB |
| サテライトフィルター | フルレンジ/80Hz |
| 位相 | 0°/180° |
| 入力レベル切り替え | +8dBu/+22dBu |
| 待機電力 | 1W未満 |
| 最大消費 | 120VA |
| 寸法(幅×高さ×奥行) | 230×355×300mm |
| 重量 | 8.2kg |
| リモコン | 付属 |
入っているもの・動作環境
- サブウーファー本体
- リモコン
- SMART-knobによるフィルター調整
- All Black Editionあり
使い方
- サブウーファーを部屋の前方、左右のモニターの間か近くに置きます。
- 電源ケーブルをつなぎます。
- オーディオインターフェースの左右出力を、サブウーファーのXLR入力につなぎます。
- サブウーファーのXLR出力から、左右のモニターにつなぎます。
- サテライトフィルターをフルレンジか80Hzから選びます。
- サブウーファーのフィルターを60〜140Hzの範囲で、モニターの低域の限界に合わせます。
- 位相を0°と180°で切り替え、低域がつながる方を選びます。
- リモコンでボリュームを合わせます。
低域を確認したいミックス
メインのモニターだけでは見えにくい低域の様子を確認したい作業に向くかもしれません。
映像・サラウンド制作
LFE入力があるので、サラウンドの低域チャンネルとして使えるかもしれません。
小さな部屋の制作環境の拡張
小型モニターにサブウーファーを足して、低音の範囲を広げたい宅録環境で検討できるかもしれません。
こんな人におすすめ
- 小型モニターに低音を足したい人
- サラウンド制作でLFEチャンネルが必要な人
- リモコンで手元から音量を調整したい人
使う前に知っておきたい点
- アクティブ・サブウーファーなので電源が必要です。
- サブウーファーは、設置位置や位相によって低音の聞こえ方が変わります。
- 公式の分類は7インチ表記ですが、仕様表のウーファー径は6.5インチです。
似た製品との違い
どちらがよいかは決めず、公式ページの数字を並べています。
TS108
TS107は100W・6.5インチ・36Hz〜300Hz・102dB・8.2kg。TS108は150W・8インチ・33Hz〜300Hz・105dB・11.5kgです。
価格
価格は、公式ページでご確認ください。
出典:eve-audio.com(2026-10-27確認)

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