ラウドネスメーターは、曲の音量(ラウドネス)を数値で測るツールです。YouTubeやストリーミングで、音が小さすぎたり、大きすぎたりしないかを確かめます。音量の確認は、耳だけに頼らず、無料のメーターで数値を見るだけでも、ミスを減らせます。このページでは、メーカーが無料で配っているラウドネスメーター2本(Youlean Loudness Meter・MLoudnessAnalyzer)を、公式の情報だけで比べました。
※本記事はアフィリエイトプログラムを利用しています。無料かどうかと、機能・対応形式は、2026年10月16日ごろに各メーカーの公式ページで確認した内容です。配布の条件は変わることがあるので、入手の前に公式ページでご確認ください。
まず結論:どれを選ぶ?
- Youlean Loudness Meter(ランクA):まず無料で配信向けの音量を測り始めたい人。
- MLoudnessAnalyzer(ランクC):無料で、基本的なラウドネスの数値だけ確認できればいい人。
無料のラウドネスメーターを比べる表
| 製品 | ランク | 配信向けの確認 | 測れる数値 | 問題の見つけやすさ | 対応形式 |
|---|---|---|---|---|---|
| Youlean Loudness Meter | A | 配信向けプリセット | 4つすべて | ダイナミクス | 公式ページで確認 |
| MLoudnessAnalyzer | C | 測るだけ | LUFS・LRA | なし | 公式ページで確認 |
ランクは、同じジャンルの有料の製品と同じ基準(メーカー公式の情報だけで点数化)で付けています。点数とランクの決め方は「スペック評価の付け方」にまとめています。
選ぶときの見かた
- 配信向けの確認:配信サービスに合わせた確認ができるか
- 測れる数値:ラウドネス・ラウドネスレンジ・トゥルーピーク・PLRやダイナミックレンジのうち、いくつ測れるか
- 問題の見つけやすさ:音量以外の分析と助言
Youlean Loudness Meter(Youlean)|ランクA
ITU-R BS.1770に沿って、曲の聞こえ方の音量(ラウドネス)を測るメーターです。無料版でもラウドネス・トゥルーピーク・ラウドネスレンジ・PLR・ダイナミックレンジを表示でき、PRO版ではSpotifyやYouTubeなどの配信向けプリセット、ダイナミクスのグラフ、ファイルを落とすだけの分析が加わります。
- 配信向けの確認:PRO版には、Spotify・YouTube・Apple Musicなど配信サービス向けのプリセットがあります(無料版は放送規格のプリセットのみ)。
- 測れる数値:ラウドネス・トゥルーピーク・ラウドネスレンジ・PLRとダイナミックレンジを表示できます(無料版でも同じ)。
- 問題の見つけやすさ:ダイナミックレンジから、つぶれすぎたミックスを見つけられます。PRO版ではダイナミクスのグラフも表示できます。
こんな人におすすめ:まず無料で配信向けの音量を測り始めたい人。
点数 4.0/5点(比べた10製品の平均は3.6点)
- 価格
- 無料
- 仕様の最終確認日
- 2026/09/25
- 配信向けの確認
- 配信向けプリセット
- 測れる数値
- 4つすべて
- 問題の見つけやすさ
- ダイナミクス
- 価格(店・確認日)
- $39(セール中、通常$49) [公式・10月26日確認]
MLoudnessAnalyzer(MeldaProduction)|ランクC
EBU R128とITU-R BS.1770-3に沿ったラウドネスメーターです。ピークメーター、瞬間・短時間・全体のラウドネス、ラウドネスレンジを表示できます。
- 配信向けの確認:EBU R128とITU-R BS.1770-3に沿って数値を測ります。
- 測れる数値:瞬間・短時間・全体のラウドネスと、ラウドネスレンジを測れます。ピークメーターも付いています。
- 問題の見つけやすさ:音量以外の分析はありません。
こんな人におすすめ:無料で、基本的なラウドネスの数値だけ確認できればいい人。
点数 2.3/5点(比べた10製品の平均は3.6点)
- 価格
- 無料
- 仕様の最終確認日
- 2026/09/25
- 配信向けの確認
- 測るだけ
- 測れる数値
- LUFS・LRA
- 問題の見つけやすさ
- なし
- 価格(店・確認日)
- 記載なし
無料のラウドネスメーターを使うコツ
- 配信サービスごとに、基準の音量(ラウドネス)が違います。曲を出す先の基準を、先に確認してください。
- 数値の中でも、曲全体の平均の音量(インテグレーテッド)と、いちばん大きい音(トゥルーピーク)を見てください。
- 曲の最初から最後まで、通して再生して測ってください。一部だけでは、数値が安定しません。
- 測った数値を、メモに残しておくと、曲ごとの音量をそろえやすくなります。
有料に進むタイミング
複数の曲の履歴をまとめたい、配信の基準との差を一覧にしたいなどのときは、有料を検討する目安です。有料も含めた比較は「ラウドネスメーターのおすすめ比較」で、同じ基準のランクを見られます。
入手から使い始めるまでの流れ
- メーカーの公式サイトで、製品のページを開き、ダウンロードのボタンを押します。メールアドレスの登録やアカウントの作成を求められることがあります。
- お使いのパソコン(Windows・Mac)に合ったインストーラーを選んで、ダウンロードします。
- インストーラーを実行します。プラグインの形式(VST3・AU・AAXなど)は、お使いのDAWが読み込める形式を選んでください。
- DAWを開き、プラグインの再スキャン(検索)を行います。
- トラックのインサート(エフェクトを挿す場所)に、プラグインを読み込んで、使い始めます。
無料のプラグインは、必ず、メーカーの公式サイトから入手してください。第三者の配布サイトのファイルは、古いものや、改変されたものが混ざっていることがあります。
よくある質問
Q. ラウドネスって、何ですか?
人が感じる音の大きさを、数値にしたものです。単位はLUFSです。配信サービスは、この数値をそろえる処理をするので、基準より大きすぎる曲は、音が下げられます。
Q. どのくらいの数値を目指せば良いですか?
配信サービスごとに基準が違います。曲を出す先の公式の案内を確認してください。数値だけを追わず、耳で聞いた印象も、確かめてください。
Q. 無料のラウドネスメーターと有料の違いは?
製品によって違いますが、有料の製品は、自動で設定を提案する機能や、細かい調整の機能が多い傾向があります。有料も含めた比較は「ラウドネスメーターのおすすめ比較」にまとめています。
Q. インストールの前に確認することは?
お使いのDAW(録音ソフト)が読み込める形式(VST3・AU・AAXなど)に、対応しているかを確認してください。メーカーによっては、メールアドレスの登録やアカウントの作成が必要です。
無料のプラグインを、ジャンルをまたいで見たいときは「無料で使えるDTMプラグインまとめ」をご覧ください。


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