RØDE「K2」とは?特徴・使い方・おすすめの人

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用している場合があります。価格は確認日時点のもので、変動する場合があります。

RØDEの「K2」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。

The K2 is a premium large-diaphragm valve condenser microphone designed to provide incredible detail for the most demanding studio recording applications.

—— RØDE公式サイトより(原文)

目次

K2はどんな製品?

RØDE K2は、真空管(バルブ)回路を使った大口径コンデンサーマイクです。公式は「最も要求の厳しいスタジオ録音向け」のプレミアムなモデルと説明しています。本体とは別に電源ユニットが付き、マイクと電源ユニットを専用ケーブルでつないで使います。

カプセルは1インチ(約25mm)の金スパッタ振動板で、真空管には選別・グレード分けされた6922(双三極管)を使っています。公式は、1950年代の名機の個性や繊細さと、現代的な低ノイズ・高い最大入力音圧を組み合わせた設計だと説明しています。

最大の特徴は、指向性を連続的に変えられることです。単一指向(カーディオイド)、双指向(8の字)、無指向を、別体の電源ユニット側のつまみで滑らかに切り替えられます。ボーカルだけでなく、楽器録音にも向く幅広さを狙った作りです。

同梱品はSM6ショックマウント(ポップフィルター付き)、電源ユニット、10mのコネクターケーブル、ZP1ジッパーポーチです。保証は公式表記で10年です。宅録でボーカルを中心に録りつつ、アコースティック楽器や部屋鳴りの録音にも使いたい人向けの、真空管マイクの入口にあたる位置づけかもしれません。

1インチ金スパッタ振動板

大口径の1インチ振動板を採用しています。大きな振動板は小さな音の細部を拾いやすい構造で、囁きから張った声までを一本で録りたい歌録りで役立つかもしれません。

6922双三極管(バルブ)回路

選別・グレード分けされた6922真空管のクラスA回路を使っています。真空管回路は倍音が加わる傾向があるとされ、温かみのある録音を狙いたいときの選択肢になります。

連続可変の指向性

無指向・単一指向・8の字を連続的に変えられます。1人録り、向かい合ってのデュオ、部屋の響きを足したい場面など、録り方に合わせて調整できます。

低ノイズ・広いダイナミックレンジ

公表値は等価ノイズ10dBA、ダイナミックレンジ標準95dBAです。静かな弾き語りや小さな音の楽器録音で、ノイズを気にしにくくしたい場面で役立つかもしれません。

最大入力162dB SPL

公式の最大入力音圧は162dB SPLです。大きな声や近接した楽器でも入力が限界に達しにくい設計値です。

SM6ショックマウント付属

ポップフィルター付きのSM6ショックマウントが付きます。机や床からの振動を和らげ、歌録りの吹かれ対策も最初から用意できます。

10年保証

公式ページでは10年保証と表示されています。長く使う前提の真空管マイクで、保証が長いのは安心材料かもしれません。

仕様

項目内容
形式コンデンサー(圧力傾斜型)
回路バルブ・インピーダンスコンバーター(バイポーラ出力バッファー付き)
指向性無指向・単一指向・8の字(連続可変)
周波数特性20Hz〜20kHz
感度-36.0dB re 1V/Pa(94dB SPLで16.00mV)±2dB(1kHz)
出力インピーダンス200Ω
最大入力音圧162dB SPL
等価ノイズ10dBA(A特性)
ダイナミックレンジ標準95dBA
出力端子XLR(電源ユニット側)
重量815g
寸法長さ208mm×径55mm
保証10年

入っているもの・動作環境

  • K2本体
  • SM6ショックマウント&ポップフィルター
  • 電源ユニット
  • 10m接続ケーブル
  • ZP1パッド入りジッパーポーチ

使い方

  1. SM6ショックマウントにK2を取り付け、マイクスタンドに固定します。
  2. 付属の10mケーブルでマイクと電源ユニットをつなぎます。
  3. 電源ユニットのXLR出力を、オーディオインターフェースやマイクプリのマイク入力へつなぎます。
  4. 電源ユニットを電源につなぎ、スイッチを入れて真空管が温まるまで待ちます。
  5. 電源ユニットのつまみで指向性(無指向・単一指向・8の字)を選びます。
  6. インターフェース側のゲインを小さめから上げて、入力レベルを確認します。
  7. 歌録りでは口から少し離して立て、ポップフィルターの位置を整えます。
  8. 録音しながらゲインを調整し、必要なら指向性を変えて響きを比べます。

ボーカル録り

歌をしっかり録りたいときに合うかもしれません。大口径振動板と真空管回路の組み合わせは、歌の細部や温かみを狙う人の選択肢になります。

弾き語り・アコースティック楽器

指向性を変えられるので、ギターと歌を同時に録る、部屋の響きを少し足すなど、録り方を試しやすいかもしれません。

デュオやコーラス

8の字にして向かい合って歌う、といった使い方ができるかもしれません。

ナレーション・ポッドキャスト

低ノイズ設計なので、静かな部屋での語り録りにも使えるかもしれません。

こんな人におすすめ

  • 真空管マイクを初めて試したい人
  • ボーカルと楽器を一本で録り分けたい人
  • 指向性を変えて録り方を試したい人
  • 10年保証つきの長く使えるマイクを探している人

使う前に知っておきたい点

  • 専用の電源ユニットが付属し、マイクはこのユニットとケーブルでつないで使います。
  • 電源ユニットは本体と別なので、机まわりに置き場所が必要です。
  • 指向性の切替は電源ユニット側のつまみで行います。
  • 机上の振動対策にはショックマウントが付属しますが、スタンドやブームアームは別売りです。

似た製品との違い

どちらがよいかは決めず、公式ページの数字を並べています。

sE Electronics sE8

K2は大口径(1インチ)の真空管コンデンサーで、指向性を連続的に変えられ、周波数特性は20Hz〜20kHzです。sE8は1/2インチの小口径コンデンサーでカーディオイド固定、周波数特性は同じく20Hz〜20kHzで、最大音圧は139dB(パッドなし)です。

価格

価格は、公式ページでご確認ください。

RØDEの製品ページでK2を見る

出典:rode.com edge.rode.com(2026-10-27確認)

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