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Slate Digitalの「VerbSuite Classics」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。
Collection of 8 iconic digital reverbs in one plugin
—— Slate Digital公式サイトより(原文)
VerbSuite Classicsはどんな製品?
VerbSuite Classicsは、Slate DigitalがLiquidSonicsと共同で作った、往年のハードウェア・デジタルリバーブを集めたプラグインです。ひとつのプラグインから8種類のリバーブを呼び出せます。
独自のFusion IR技術を使い、固定のインパルスレスポンスではなく、ハードウェアが持つ残響の揺れ(モジュレーション)も含めて捉える方式です。公式は、ブラインドの比較で実機と区別がつかなかったと説明しています。
収録は、FG-480、FG-QRS、FG-6000、FG-2016、FG-2000、FG-250、FG-16X、FG-BM7の8種類です。名称はSlate独自のもので、それぞれ、1970年代後半から80年代にかけての有名なデジタルリバーブや、現代のデンマーク製、日本製の機種などに由来すると説明されています。
FG-BM7はLiquidSonicsから無償で提供される拡張で、公開されているBricasti M7のFusion-IRを使います。価格はPlugin Boutiqueで149ドルです。
Fusion IR
一般的なコンボリューションでは残響の揺れを再現しにくいとされますが、Fusion IRは変化と揺れも含めて取り込む仕組みです。
FG-480とFG-QRS
FG-480は複数のプログラムを持ち、独特の揺れで曲の中で抜けるとされる機種。FG-QRSは80年代前半のドイツ製で、デジタル特有のノイズが少ないとされています。
FG-6000とFG-2016
FG-6000は現代のデンマーク製で、広い空間も狭い空間もカバーするとされます。FG-2016は1982年に登場したアメリカ製で、自然な部屋の響きの再現が特徴と説明されています。
FG-2000とFG-250
FG-2000は希少な日本製で、ドラム用に使われてきたとされます。FG-250はドイツ製の初期デジタルリバーブで、メモリが16kという制約の中で太い響きを持つと説明されています。
FG-16Xと拡張FG-BM7
FG-16Xは80年代初期のマイクロプロセッサ制御のリバーブで、フィル・コリンズの「In the Air Tonight」のドラムで有名と説明されています。FG-BM7はBricasti M7を元にした無償拡張です。
8種類を一つのプラグインで
自然な部屋から濃密な揺れのあるデジタル空間までを、プラグインを入れ替えずに切り替えて比べられます。
仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 種類 | ハードウェア・デジタルリバーブ集(Fusion IR) |
| 収録数 | 8 |
| macOS | macOS 13以降、Intel/Apple Silicon、4GB RAM、AU/VST2/AAX(64ビット) |
| Windows | Windows 10/11、Intel/AMD、4GB RAM、VST2/VST3/AAX(64ビット) |
| 認証 | 無料のiLokアカウントが必要 |
入っているもの・動作環境
- VerbSuite Classics本体
- FG-480、FG-QRS、FG-6000、FG-2016、FG-2000、FG-250、FG-16Xの7モデル
- 無償拡張FG-BM7(LiquidSonicsから提供)
使い方
- 無料のiLokアカウントを用意します。
- 購入後、Slate Digitalのインストーラーでプラグインを導入します。
- iLokでライセンスを認証します。
- DAWのセンドにVerbSuite Classicsを立ち上げます。
- モデルを選び、プログラムを切り替えます。
- ボーカルなら自然な部屋、ドラムなら別のモデルなど、用途ごとに試します。
- FG-BM7を使う場合はLiquidSonicsから拡張を入手します。
- センドの量で全体のバランスを決めます。
ボーカルのミックス
FG-QRSのようなノイズの少ない機種を、歌の残響として試せるかもしれません。
ドラムの空間づくり
FG-2000やFG-16Xなど、ドラム向けと説明される機種を比べて選べるかもしれません。
ピアノ・ギターのルーム感
FG-2016のような自然な部屋の響きを足すと、馴染ませやすいかもしれません。
こんな人におすすめ
- 往年のデジタルリバーブの質感をひとつのプラグインで試したい人
- ハードの揺れまで含めた残響を使いたい人
- リバーブ選びで迷う時間を減らしたい人
使う前に知っておきたい点
- iLokアカウント(無料)が必要です。
- FG-BM7は別途LiquidSonicsから入手する拡張です。
- FG-のモデル名は、Slate独自の呼称です。
似た製品との違い
どちらがよいかは決めず、公式ページの数字を並べています。
Waves CLA Epic
VerbSuite Classicsはリバーブ8種類(7+無償拡張)。CLA Epicはリバーブ4種類とディレイ4種類の計8エフェクトを、直列・並列で重ねられる構成です。
価格
$149(Plugin Boutique、2026-10-27確認)。地域やキャンペーンで変わることがあるため、購入前に公式ページで確かめてください。
Slate Digitalの製品ページでVerbSuite Classicsを見る
同じ種類の製品を探すときは
同じ種類の紹介記事です。
- Slate Digital The Monster
- Slate Digital Fresh Air
- Accentize DeRoom Pro
- Michael Willis Dragonfly Reverb
- Wavesfactory Re-Esser
- Plugin Alliance (Bettermaker) Bettermaker BM60
掲載している製品の一覧は 製品データベース:エフェクト にあります。
出典:pluginboutique.com(2026-10-27確認)

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