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Solid State Logicの「SSL Native Bus Compressor 2」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。
The centre section compressor from SSL’s 1980’s G Series analogue console is an audio production legend.
—— Solid State Logic公式サイトより(原文)
SSL Native Bus Compressor 2はどんな製品?
SSL Native Bus Compressor 2は、Solid State Logic(SSL)が自社で作ったバス・コンプレッサーのプラグインです。元になったのは、1980年代のGシリーズのアナログ卓の中央部にあったステレオ・バス・コンプレッサーで、公式は「何十年ものヒット曲で聴かれた」装置だと説明しています。
役割は、ミックス全体やグループをまとめて、迫力と一体感を出すことです。公式の表現では、ミックスを糊付けするように「くっつける」と言われる性質で、「レコードのような音になる」という言い方もされます。
2では、新しいアタック、リリース、レシオの選択肢が加わりました。さらに、ドライとウェットを混ぜるミックスのノブ、サイドチェインのハイパスフィルター、2倍・4倍のオーバーサンプリングがあります。パラレル・コンプレッションにも使えます。
SSLの「SSL 360°」アプリと連携し、SSLのハードウェア・コントローラー(UC1など)からも操作できます。Apple siliconのMacでもネイティブに動作します。
Gシリーズ・バス・コンプレッサーの再現
SSLが自社で作ったエミュレーションで、元の機器と同じ圧縮の特性と音質を目指したとされています。グループやマスターにかけて、全体をまとめる用途で知られた装置です。
新しいアタック・リリース・レシオ
元のハードにはなかった、アタック、リリース、レシオの選択肢が加わりました。ドラムのグループや個別の楽器にもかけやすくするためとされています。
オートリリース
信号の内容に合わせてリリースを自動で最適化する「Auto」リリースがあります。曲の動きに合わせて反応を変えてくれるので、設定の手間を減らしたいときに役立ちそうです。
ドライ/ウェットのミックス
圧縮した音と圧縮前の音を混ぜるMIXコントロールがあります。パラレル・コンプレッションで、パンチを残したままコンプをかけたいときに使えます。
サイドチェイン・ハイパスと外部入力
サイドチェインに入る低音を削るハイパスフィルターがあり、キックやベースによるポンピングを抑えられます。外部サイドチェインにも対応しています。
2倍・4倍のオーバーサンプリング
切り替えられる2倍、4倍のオーバーサンプリングを内蔵しています。CPUに余裕があるときは、処理を滑らかにするために使えます。
SSL 360°連携
SSL 360°のプラグイン・ミキサーから、最大8つまでのBus Compressor 2を操作できます。UC1の中央部からも操作できます。SSLのハードを持っている人には便利です。
仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | Solid State Logic |
| 種類 | ステレオ・バス・コンプレッサー |
| プラグイン形式 | AU / VST2 / VST3 / AAX Native(Windowsは VST2 / VST3 / AAX) |
| 対応OS(Plugin Boutiqueの記載) | macOS 11 Big Sur〜13 Ventura、Windows 10〜11(64ビット) |
| 必要なもの | 無料のiLokアカウント |
| オーバーサンプリング | 2倍・4倍 |
| 体験版 | 14日間 |
入っているもの・動作環境
- SSL Native Bus Compressor 2プラグイン本体
- 取扱説明書(SSL Bus Compressor 2 User Guide)
- 対応形式:AU、VST2、VST3、AAX Native
- 14日間の無料体験版
- SSL 360°のプラグイン・ミキサーでの操作に対応
使い方
- SSLのダウンロード・マネージャーでプラグインをインストールします。
- 無料のiLokアカウントを作り、14日間の体験版を有効にします。
- DAWのマスターやグループのバスに、Bus Compressor 2を挿します。
- 最初はレシオとアタック、リリースを選んで、圧縮の強さを決めます。
- リリースをAutoにして、曲に合わせた反応を試します。
- 低音でコンプが反応しすぎるときは、サイドチェインのハイパスをかけます。
- パラレルで使うときは、MIXのノブでドライとのバランスを取ります。
- 圧縮の前後で音量をそろえて聴き比べ、かけすぎていないか確認します。
ミックス全体のまとめ
マスターバスにかけて、楽器同士をひとつのまとまりとして聞かせたいときに使われる種類のコンプです。軽く圧縮をかけて、ミックスの一体感を試せるかもしれません。
ドラムやボーカルのグループ
グループにかけて、まとまりを足す使い方が公式に挙げられています。サイドチェインのハイパスで、キックによる動きを抑えながら調整できます。
パラレル・コンプレッション
MIXで元の音と混ぜると、パンチを残しつつ密度を増やす使い方ができます。ドラムバスなどで試せるかもしれません。
こんな人におすすめ
- ミックスやグループにまとまりを足したい人
- SSLのバス・コンプのレイアウトに慣れている人
- SSL 360°やUC1などSSLのハードを使っている人
- パラレル・コンプレッションを手軽に試したい人
使う前に知っておきたい点
- 無料のiLokアカウントが必要です。
- Plugin Boutiqueの対応OS欄は古い記載で、実際の対応はSSL公式の最新情報で確認してください。
- 購入価格はSSL公式では99ドル(税別)、Plugin Boutiqueでは149ドルの表示でした。
- SSLのプラグインがすべて使えるサブスクリプションも別にあります。
似た製品との違い
どちらがよいかは決めず、公式ページの数字を並べています。
Pulsar Audio VM-COMP
SSL Native Bus Compressor 2は、Gシリーズのバス・コンプをもとにした製品で、ミックスMIXノブと2倍・4倍オーバーサンプリングがあります。Pulsar VM-COMPは真空管式コンプのモデルで、ミッド/サイド処理とルックアヘッド/ルックビハインドが特徴です。
価格
$99(Solid State Logic公式サイト、2026-10-27確認)。地域やキャンペーンで変わることがあるため、購入前に公式ページで確かめてください。
Solid State Logicの製品ページでSSL Native Bus Compressor 2を見る
同じ種類の製品を探すときは
同じ種類の紹介記事です。
- Solid State Logic SSL DeEss
- Solid State Logic SSL Native FlexVerb
- Solid State Logic SSL Native X-Echo
- Solid State Logic SSL Native Vocalstrip 2
- Solid State Logic Native X-Phase
- McDSP Channel G Compact
掲載している製品の一覧は 製品データベース:エフェクト にあります。
出典:solidstatelogic.com pluginboutique.com(2026-10-27確認)

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