AudioThing「Environments」とは?特徴・使い方・おすすめの人

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用している場合があります。価格は確認日時点のもので、変動する場合があります。

AudioThingの「Environments」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。

Environments is an interactive experience between performer, sound, and acoustic space.

—— AudioThing公式サイトより(原文)

目次

Environmentsはどんな製品?

Environmentsは、イタリアの実在する歴史的建築の響きを取り込んだリバーブ系プラグインです。固定された残響ではなく、演奏者・音・空間のあいだで変化していく「場所そのもの」を楽器のように扱うことをコンセプトにしています。

収録されている空間は、ナポリ近郊バイアの「水星の神殿」、バコリの古代ローマ貯水槽「ピシーナ・ミラビリス」、リヴォルノの「チステルノーネ」の3か所です。部屋ごとに2つのポジションがあり、同じ空間でも聞こえ方を変えられます。

心臓部は、特性の異なる複数のインパルスレスポンスを組み合わせるコンボリューションエンジンです。これに加えて、現地で集めた共鳴音やフィードバック音を使う追加のコンボリューション層「Gestures」が前段に入ります。

Room欄では空間の中を動くように響きを変えられ、2つのLFOによるモジュレーションで時間による揺らぎも加えられます。リバーブを「足す」というより、空間を演奏する発想の製品といえます。

3つの実在空間

水星の神殿、ピシーナ・ミラビリス、チステルノーネの3つの建築を収録。いずれも響きの個性が際立つ場所として選ばれており、歴史的な空間の質感を作品に取り入れたいときの素材になります。

各空間に2つのポジション

3つの環境にそれぞれ2つのポジションがあり、計6通りの聞こえ方を選べます。同じ空間でも距離感や雰囲気を変えたいとき、プリセットを乗り換えずに切り替えられます。

複数IRを重ねるコンボリューション

特性の異なる複数のインパルスレスポンスを組み合わせるエンジンで、1つのIRだけでは出にくい奥行きや厚みを作る設計です。

Gestures(ジェスチャー)

現地で集めた共鳴する物体やフィードバック音をもとにした追加のコンボリューション層です。リアルタイムに響きを変えられ、毎回少しずつ違う質感を足すサウンドデザインに使えます。

Roomセクションとモジュレーション

空間内を動くように響きの性格を変えるRoom欄と、2つのLFOによる揺らぎを備えます。静的な残響ではなく動きのある響きを作りたい場面で役立ちます。

ブライトネス/コントラスト、ランダマイザー

明るさとコントラストの調整、ランダマイズ機能つきのプリセットシステムがあり、音づくりの出発点を探しやすくなっています。サイズ変更できるウィンドウも使えます。

仕様

項目内容
環境3つ(各2ポジション)
主な機能Room Simulator、LFO×2、Gestures Loader、ブライトネス/コントラスト、ランダマイザー付きプリセット
対応OSmacOS 10.13以上、Windows 7以上、Ubuntu 20.04以上
プラグイン形式VST2、VST3、AU、AAX、CLAP(64bit)
iOSiPhone/iPad向けにAUv3とスタンドアロンあり
デモ45秒ごとに3秒無音、保存不可の体験版

入っているもの・動作環境

  • 3つの環境(水星の神殿、ピシーナ・ミラビリス、チステルノーネ)各2ポジション
  • Gestures用の追加コンボリューション素材
  • macOS(AU・VST2・VST3・AAX・CLAP)、Windows(VST2・VST3・AAX・CLAP)、Linux(VST2・VST3・CLAP)に対応

使い方

  1. 公式サイトの体験版をダウンロードしてインストールします。
  2. DAWで音を出したいトラックにインサート、またはセンドのエフェクトとして読み込みます。
  3. まず3つの環境のどれかと、2つのポジションのどちらかを選びます。
  4. Room欄で空間内の位置や響きの性格を動かして、好みの深さを探します。
  5. Gesturesを使う場合は、追加の層の量を少しずつ足して質感の変化を確かめます。
  6. LFOを割り当てて揺らぎを足し、必要ならライセンスを購入して体験版を認証します。

アンビエント・映像音楽

長い余韻や広がりを活かして、パッドや環境音に歴史的な空間の雰囲気を足すのに向くかもしれません。

ボーカルや楽器にホールの空気を足す

歌やアコースティック楽器に洞窟のような大きな空間感を足し、曲の一部だけ別世界のように聞かせる使い方が考えられます。

サウンドデザイン

Gesturesとモジュレーションを使うと、毎回少しずつ違う響きを作れるため、効果音や実験的な音づくりに向くかもしれません。

こんな人におすすめ

  • 実在する空間の響きを作品に取り入れたい人
  • アンビエントや映像音楽で個性的な残響を探している人
  • リバーブを動かして音づくりをしたい人

使う前に知っておきたい点

  • 体験版は45秒ごとに3秒の無音が入り、保存できません。
  • Linux版とiOS版(AUv3・スタンドアロン)も公式で案内されています。
  • iOS版は別のアプリとして提供されます。

価格

$69(AudioThing公式サイト、2026-10-27確認)。地域やキャンペーンで変わることがあるため、購入前に公式ページで確かめてください。

AudioThingの製品ページでEnvironmentsを見る

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掲載している製品の一覧は 製品データベース:エフェクト にあります。

出典:audiothing.net pluginboutique.com(2026-10-27確認)

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