AudioThing「miniVerb」とは?特徴・使い方・おすすめの人

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用している場合があります。価格は確認日時点のもので、変動する場合があります。

AudioThingの「miniVerb」を紹介します。メーカーと国内代理店の公式情報をもとに、何ができる製品か、どう使うか、どんな人に向くかをまとめました(点数評価は付けていません)。

miniVerb is an 8-bit/chiptune and lofi reverb effect inspired by the sound of 80s game consoles and retro computers.

—— AudioThing公式サイトより(原文)

目次

miniVerbはどんな製品?

miniVerb は、イタリアの AudioThing が出している、チップチューン/ローファイ向けのリバーブ系エフェクトです。1980年代から90年代のゲーム機やレトロなコンピューターの音を参考にしており、「ファミコンやスーパーファミコンの時代に広まったデジタルなエコー」を再現することをねらっています。

公式ページの説明では、当時のゲーム機は効果をかけるための処理能力が限られていたため、内部トラックの1つを遅らせた音を鳴らして「スラップバック・エコー」で空間らしさを足していた、とされています。miniVerb は、その方法を応用して作られています。

構成は、エコー部(シングル/ダブルのディレイライン)を中心に、前後に置けるフィルター(ローパス/ハイパス)、ビブラート、クラッシャー(ビットクラッシャー、ダウンサンプラー、ピッチシフター)が並ぶシンプルなものです。

プリセットは45個で、ランダマイザーも付いています。サイズが小さく、軽く試せる価格帯の製品なので、チップチューンやローファイ系のトラックに質感を足したい人が最初に手に取りやすい構成です。

エコー部(シングル/ダブル)

1本のディレイラインを短く使い、フィードバックなしでモノにすると、ファミコン風の「リバーブ」になります。時間を長くしてフィードバックを足すと、スーファミ時代の疑似リバーブに近づきます。ダブルのディレイラインとステレオ幅を広げた現代的な使い方もできます。

プリ/ポストのフィルター(LP/HP)

エコーの前後にローパスとハイパスのフィルターを置けます。こもらせたり、低域を削ったりして、エコーの質感を整えるときに使います。

ビブラート

エコーのピッチを揺らす効果で、レトロな機器らしい不安定な揺れを足せます。

クラッシャー

ビットクラッシャー、ダウンサンプラー、ピッチシフターを1つにまとめたセクションです。音を荒くしたり、ピッチをずらしたりして、8ビット的な質感を作ります。

45プリセットとランダマイザー

プリセットから選んで始め、ランダマイザーで思いがけない設定も試せます。

幅広いフォーマットとプラットフォーム

Mac、Windows、Linux に対応し、VST2、VST3、AU、AAX、CLAP の各フォーマットを用意しています。iPhone/iPad 向けには AUv3 とスタンドアロンのアプリが App Store で提供されています。

仕様

項目内容
タイプチップチューン/ローファイ系のエコー・リバーブ
プリセット45
フォーマット(Windows)VST2/VST3/AAX/CLAP(64bit)
フォーマット(Mac)VST2/VST3/AU/AAX/CLAP(64bit、Universal 2 Binary)
フォーマット(Linux)VST2/VST3/CLAP(64bit)
対応OSWindows 7〜11/macOS 10.13〜macOS 26/Ubuntu 20.04 LTS
動作環境2GHz CPU、RAM 4GB
デモ版3秒の無音が45秒ごとに入り、保存不可(無料)
最新バージョン1.3(2026年2月5日)

入っているもの・動作環境

  • miniVerb 本体
  • 45種類のプリセット
  • フォーマット:VST2/VST3/AU/AAX/CLAP(OSにより異なる)
  • Windows 7〜11、macOS 10.13〜26、Ubuntu 20.04 LTS
  • 無料のデモ版(制限つき)
  • iOS/iPadOS 版(AUv3とスタンドアロン)は別にApp Storeで提供

使い方

  1. AudioThing のサイトまたは Plugin Boutique で購入します(試すだけなら無料デモをダウンロード)。
  2. インストーラーでインストールし、ライセンスを認証します。
  3. DAWのトラックまたはセンドに miniVerb を立ち上げます。
  4. プリセットを切り替えて、音の方向性を確認します。
  5. エコー部で、タイムとフィードバック、シングル/ダブルを選びます。
  6. ファミコン風にするなら、短いタイム、フィードバックなし、幅をモノにします。
  7. フィルター、ビブラート、クラッシャーで質感を整えます。
  8. 最後に Mix(原音とのバランス)を決めます。

チップチューン風の曲づくり

ファミコンやスーパーファミコン風のメロディやベースに、時代らしいエコーを足すのに向くかもしれません。

ローファイ系のビート

クラッシャーとフィルターで音を荒くし、ドラムやサンプルに質感を足す使い方が考えられます。

ゲーム音楽・効果音

レトロゲーム風のBGMや効果音に、当時のような空間の感じを足したいときに使えるかもしれません。

ボーカルやシンセの加工

ボーカルやシンセを荒く加工して、レトロな演出にする使い方が考えられます。

こんな人におすすめ

  • チップチューンやレトロゲーム風の曲を作る人
  • ローファイな質感を手軽に足したい人
  • 小さなエフェクトを低価格で試したい人
  • Linux や iPad でも同じエフェクトを使いたい人

使う前に知っておきたい点

  • 本格的なホールやプレートのリバーブではなく、ゲーム機風のエコーを再現するエフェクトです。
  • 無料のデモ版は45秒ごとに3秒の無音が入り、保存はできません。
  • iPhone/iPad 版は App Store で別販売です。
  • 公式ページの価格表示は地域により表示されない場合があります。Plugin Boutique の価格は19ドルです。

似た製品との違い

どちらがよいかは決めず、公式ページの数字を並べています。

UJAM UFX Delay

miniVerb は、エコー部(シングル/ダブル)、ビブラート、クラッシャーを持ち、プリセットは45です。UFX Delay は20種類のディレイモードと40種類のフィルター、50種類のフィニッシャー、150以上のプリセットを持ち、公式価格は49ドルです。

価格

$19(Plugin Boutique、2026-10-27確認)。地域やキャンペーンで変わることがあるため、購入前に公式ページで確かめてください。

AudioThingの製品ページでminiVerbを見る

同じ種類の製品を探すときは

同じ種類の紹介記事です。

掲載している製品の一覧は 製品データベース:エフェクト にあります。

出典:audiothing.net pluginboutique.com ujam.com(2026-10-27確認)

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