歌ってみたMIXに使える無料プラグイン|EQ・コンプ・ピッチ補正・リバーブを無料で揃える【2026年】

歌ってみたMIXに使える無料プラグイン|EQ・コンプ・ピッチ補正・リバーブを無料で揃える【2026年】

歌ってみたのMIXは、有料のプラグインがなくても始められます。EQ、コンプ、ピッチ補正、リバーブなど、ボーカルに使う基本のプラグインには、メーカーが無料で配っているものがあります。この記事では、公式ページで無料と確認できたプラグインを、役割別に紹介します。

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用しています。無料かどうかは、2026年10月2日に各メーカーの公式ページで確認しました。機能の説明は、同じ公式ページをもとにした9月25日の確認です。無料の提供は、メーカーの都合で変わることがあります。

目次

この記事の要点

  • 歌ってみたの基本の処理(EQ・コンプ・ピッチ補正・リバーブ・ディレイ)は、無料のプラグインで揃います。
  • 迷ったら、まず3本から。EQは「MEqualizer」、コンプは「DC1A」、リバーブは「RAUM」です。
  • 入れる前に、お使いのOSとDAWの対応を確認してください。表にまとめています。
  • Saturation Knobは、SoftubeとiLokの2つのアカウントが必要です。
  • ノイズ除去とディエッサーは、無料で確認できたものがありません。

無料で揃えるボーカルの流れ

歌ってみたのボーカルには、「EQで整える、コンプでそろえる、必要ならピッチ補正、最後に響きを足す」という流れがよく使われます。順番の理由は「歌ってみたMIXのプラグインの順番」にまとめています。

役割無料のプラグイン入手先(公式)
EQMEqualizer/TDR NovaMeldaProduction/Tokyo Dawn Records
コンプDC1A/Supercharger/MCompressorKlanghelm/Native Instruments/MeldaProduction
ピッチ補正MAutoPitchMeldaProduction
リバーブRAUMNative Instruments
ディレイMDelay/REPLIKAMeldaProduction/Native Instruments
サチュレーション(味付け)IVGI/Saturation KnobKlanghelm/Softube

対応OSとプラグイン形式

入れる前に、お使いのDAWが対応する形式を確認してください。各メーカーの公式ページや取扱説明書の記載をまとめました。

プラグインWindowsMac
MEqualizer/MCompressor/MAutoPitch/MDelay(MeldaProduction)Windows 10・11(64bit):VST・VST3・AAXmacOS 10.14以降:VST・VST3・AU・AAX(Apple Silicon対応)
TDR Nova(Tokyo Dawn Records)Windows 7以降:VST2・VST3・AAX(64bit)Mac OS X 10.9以降:VST2・VST3・AU・AAX
DC1A(Klanghelm)VST・VST3・AAXAU・VST・VST3・AAX
IVGI(Klanghelm)VST・AAXAU・VST・AAX
RAUM/REPLIKA/Supercharger(Native Instruments)Windows 10・11(64bit):VST・VST3・AAXmacOS 13〜15:VST・VST3・AU・AAX(Apple Siliconはネイティブ、またはRosetta 2)
Saturation Knob(Softube)Windows 10・11(64bit):AU・VST・VST3・AAX対応のDAWmacOS 14・15・26:AU・VST・VST3・AAX

IVGIは、公式の取扱説明書(IVGI 2)に載っている形式が、VST・AU・AAXです。VST3だけに対応したDAWでは、使えない場合があります。Klanghelmの2製品は、公式ページに動作環境の表がないので、取扱説明書の記載をまとめています。

EQ

MEqualizer(MeldaProduction)

6バンドの無料EQです。各バンドで7種類のフィルターを選べます。チューブのサチュレーションも入っています。MeldaProductionは、無料エフェクトのまとめ「MFreeFXBundle」の1つとして案内しています。アナライザー(音の分布を目で見る機能)付きのEQを、まず無料で試したい人に向いています。使い方は「ボーカルEQのかけ方」で解説しています。公式サイトで見る

TDR Nova(Tokyo Dawn Records)

各バンドにダイナミクス処理を持つ、パラレル式のダイナミックEQです。ダイナミクス処理は、音量に応じて効きが変わる処理です。マルチバンドコンプや、ワイドバンドのコンプとしても使えます。スペクトラムアナライザーも入っています。無料でダイナミックEQを試したい人に向いています。上位版の「GE」は有料です。公式サイトで見る

コンプ

DC1A(Klanghelm)

入力と出力の2つのつまみだけで使える、フリーウェアのコンプです。DC8Cの設定をもとに作られています。原音と混ぜるパラレル圧縮、ピークとRMS(平均的な大きさ)の切り替え、左右別々の圧縮などのスイッチがあります。難しい設定なしで、まずコンプを試したい人に向いています。コンプの考え方は「ボーカルのコンプの使い方」で解説しています。公式サイトで見る

Supercharger(Native Instruments)

チューブコンプをもとにした、ほぼ1つのつまみで使える無料のコンプです。Punch(アタックを強調)とDirt(歪みを追加)のボタンがあります。コンプの色付けを、つまみ1つで試したい人に向いています。公式サイトで見る

MCompressor(MeldaProduction)

圧縮のカーブ(形)を自由に作れる無料のコンプです。アップサンプリングの設定もあります。これは、内部で細かく処理して、歪みを減らす設定です。設定の自由度が高いので、仕組みを学びながら細かく調整したい人に向いています。公式サイトで見る

MCompressorの画面

ピッチ補正

MAutoPitch(MeldaProduction)

歌や単音の楽器を、自動で補正する無料のプラグインです。フォルマントシフト(声の太さを変える機能)や、ステレオを広げる機能も入っています。MeldaProductionは「無料の自動ボーカルチューニング」と案内しています。録音後に音符ごとに直すタイプとは違い、自動で補正するタイプです。手軽に試したい人に向いています。有料との違いは「ピッチ補正プラグインのおすすめ比較」で比べています。公式サイトで見る

MAutoPitchの画面

リバーブ・ディレイ

RAUM(Native Instruments)

部屋系(GROUNDED)、ホール系(AIRY)、特殊効果系(COSMIC)の3つのモードを持つ無料のリバーブです。音を伸ばし続けるFreezeモードもあります。プリディレイとモジュレーションのセクションも入っています。普通の響きから特殊な効果まで試したい人に向いています。かけ方は「ボーカルのリバーブ・ディレイのかけ方」で解説しています。公式サイトで見る

MDelay(MeldaProduction)

テープ、モダン、ピンポンの3つのモードを持つ無料のディレイです。2つのタップ(繰り返しの出力)を個別に調整できます。サチュレーションやフィルターも入っています。テープ風とクリアなディレイの両方を試したい人に向いています。公式サイトで見る

REPLIKA(Native Instruments)

モダン(デジタル)やビンテージ・デジタルなどのモードを持つ無料のディレイです。音をにじませるディフュージョンのアルゴリズムもあります。レゾナンスフィルターとフェイザーを、曲のテンポに合わせて動かせます。クリアなディレイと、にじんだ効果を使い分けたい人に向いています。公式サイトで見る

サチュレーション(味付け)

IVGI(Klanghelm)

SDRRのDESKモードをもとにした、フリーウェアのサチュレーションです。うっすらした色付けから、濃い歪みまで作れます。RESPONSEのつまみで、歪む帯域の傾きを変えられます。ボーカルには、ごく少しだけかけて、温かみを足す使い方が合います。公式サイトで見る

Saturation Knob(Softube)

つまみ1つで歪みを足せる無料のプラグインです。歪み方の違う3つのモードから選べます。Softubeは、ドラムやベースを太くしたり、ボーカルに倍音を足したりするのに向いていると説明しています。入手には、Softubeのアカウントを作って、Softube Centralを使います。動作環境には、iLokのアカウントも必要と書かれています。公式サイトで見る

物足りなくなったら:有料のおすすめ(安い順)

無料のプラグインで基本は揃いますが、慣れてくると、機能の多さや、作業の速さが気になってくることがあります。そんなときの目安として、このサイトの比較(メーカー公式の情報だけで点数化したもの)から、ランクB以上の有料プラグインを、役割別に、通常価格の安い順に並べました。各役割で、このサイトの点数が特に高い製品も、一緒に載せています。

価格は、Plugin Boutique(日本円表示)の通常価格で、2026年10月2日に確認しました。セールで安くなることがあり、価格は変わります。購入前に、Plugin Boutiqueの表示で確認してください。ランクは、このサイトの点数で、S・A・B・Cの4段階の上から数えたものです。

EQ

EQプラグインのランクB以上から、安い順です。くわしい点数と特徴は「EQプラグインのおすすめ比較」で比べています。

コンプ

コンプレッサープラグインのランクB以上から、安い順です。くわしい点数と特徴は「コンプレッサープラグインのおすすめ比較」で比べています。

ピッチ補正

ピッチ補正プラグインのランクB以上から、安い順です。くわしい点数と特徴は「ピッチ補正プラグインのおすすめ比較」で比べています。

リバーブ

リバーブプラグインのランクB以上から、安い順です。くわしい点数と特徴は「リバーブプラグインのおすすめ比較」で比べています。

ディレイ

ディレイプラグインのランクB以上から、安い順です。くわしい点数と特徴は「ディレイプラグインのおすすめ比較」で比べています。

サチュレーション

サチュレーションプラグインのランクB以上から、安い順です。くわしい点数と特徴は「サチュレーションプラグインのおすすめ比較」で比べています。

ほかのセール中の製品は「開催中のセール・無料配布まとめ」で確認できます。

無料プラグインを使うときの注意

  • 入手は、メーカーの公式サイトから:公式ページの案内に沿ってダウンロードします。ほかのサイトで配られているものは、中身が違う可能性があるので避けます。
  • アカウントや専用アプリが必要なことがある:たとえばSoftubeは、アカウントとSoftube Centralが必要です。手順はメーカーごとに違います。
  • 対応OSと形式を確認する:上の表で、お使いのDAWの形式に合うかを確かめてください。
  • 無料の条件は変わることがある:この記事は、2026年10月2日の確認です。
  • 上位版は有料のことがある:TDR Novaは、上位版のGEが有料です。無料版で足りるかは、使いながら判断してください。

無料で足りないところ

この記事で取り上げたのは、EQ、コンプ、ピッチ補正、リバーブ、ディレイ、サチュレーションです。ノイズ除去ソフトとディエッサーは、このサイトの比較の中で、無料と確認できたものがまだありません。ノイズは、録音の時点で減らすほうが効果的です。やり方は「歌ってみたの録音にノイズが入る原因と対策」で解説しています。

よくある質問

Q. 無料のプラグインだけで、歌ってみたのMIXはできますか?

基本の処理はできます。EQ、コンプ、ピッチ補正、リバーブ、ディレイが無料で揃います。有料のプラグインは、機能が多かったり、自動で提案してくれたりするので、作業が速くなることがあります。無料で始めて、困ったところから有料に替える方法もあります。

Q. 無料のDAWはありますか?

あります。「無料で使えるDAW」の記事で、無料のDAWを比べています。

Q. 有料のおすすめは?

公式情報で点数化して、ランクを付けた比較を、役割別にまとめています。「EQプラグイン」「コンプレッサープラグイン」「リバーブプラグイン」「ディレイプラグイン」「サチュレーションプラグイン」のおすすめ比較をご覧ください。

Q. 今、セール中のプラグインはありますか?

開催中のセールと無料配布は、「開催中のセール・無料配布まとめ」にあります。

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